読書することのメリット(1)

2016年7月16日

語彙が増える。

語彙が多い人との会話をしていると、分からない言葉が多くて焦ることがあった経験がないだろうか。
ついつい、わかったフリをしてみたり誤解してしまったり。
本を読んで語彙力を高めれば、このように物怖じすることもなく、またこちらからの発言により周りの自分への評価も高まる。

また、語彙が増えると表現の幅に違いが出てくる。
そうすると相手に自分の本当に思っていることを上手く伝えられるようになる。
結果、コミュニケーションがよく取れるようになる。

知識・スキルがアップする。

仕事するにあたり、やはり知識と経験が重要なのはお分かり頂けることと思う。
これが豊富であればあるほど、仕事は速く、且つ上手くいくものだ。

本を多く読むことにより、この知識と経験は飛躍的に増えていく。
ここで、知識は確かに本からそのまま活かせるが、経験していないのを本からどうやって?と思われるかもしれない。
これは、本を読むことにより疑似体験するということだ。
本の中で語られている手順や経験を読むことで、実際に経験していなくとも
シミュレーション出来るというわけである。
これは大変効率が良い。失敗した人の体験談など人気があるのはこの事もあるのだろう。
この人の失敗から、自分は失敗していなくとも多くを学ぶことが何の損もなく可能となる。

欲しい資格が手に入る。

これは、普段読書をしていないと、本に慣れていないが故に
テキスト・参考書に読解力・理解力が追いつかない恐れがあるということである。
活字に慣れていないと本を読む事自体に嫌悪感を抱いてしまい最後まで読み切ることすら大事になってしまう。

また、試験問題に対してもこれは言えることである。
普段から本を読んで読解力を養っておけば、問題自体も楽に読め、問われている内容を理解しやすい。
理解に時間が掛るようであっては、時間があれば正解が導けるのに、
最初から設定されている時間の中では答え切れずに終わってしまうことも出てきて、大変損である。

実際、私も資格試験でこの経験を嫌というほどしてきた。
試験の帰り道に問題ないようを誤解してしまい、間違った解答をしてしまったのだ。
その時の悔しさは今でも覚えており、その帰り道に、普段全然読書をしてこなかった私が読書をしていこうと決心した。
後にこの試験に合格することが出来たが、それは少なからずやはり読書のおかげであったと感じている。

想像力・発想力が豊かになる。

これは敢えて言うまでもないことであろうが、
ドラマや映画、漫画などと違い画像が最初から与えられていない小説というものは
想像力・発想力がないととてもではないが読み進めて行くことは困難である。
小説は想像力の向上に持って来いである。小説を読んで涙を流すことが出来るのは、しっかりと脳内で情景を構築出来ている(頭を使っている)証拠だろう。

また、その文字のみから何事かをイメージし、書いてある内容を理解するという作業は大変脳を鍛えることに繋がる。
そして、速くイメージできる想像力があれば速く本を読めることに繋がる。

発想力は本を読むことによって、自分とは違ったものの見方・価値観等に触れることができ、
その視点を身につけることで物事の考え方も変わってくる、というかより深く考えることが可能となる。
これは皆さんの仕事においてもきっと役立つのではないだろうか。
事実、私は本を読むようになって、会議での発言機会が大幅に増えたし、アイデアも出せるようになった。

知識欲が高まる。

本を読んで知識やスキルが増えると単純に楽しいものである。
人間には本来知識欲が備わっているのである。
一回この楽しいという感覚を味わうと人は、次も次もと欲を出すが、
本の場合はこの欲が知識欲なのである。
こうなると倍々ゲームで知識やスキルが増えて更に楽しくなってくる。
更に、本はなくなることが無いので、行き止まりがなく楽しむことができる。一生の趣味になりえるのだ。

本を書く人になれる可能性が高まる。

知識を仕入れると、誰かに話したくなるのは素直な人情というものだろう。
トリビア・雑学などその典型だろう。

本を読んで得た知識・スキルと合わせ自分の考えや体験はより良いものとなり、
他人にもそれを知って貰いたいという思い、伝えないともったいないという思いを持ったなら、
本を出すことは良い選択肢ではないだろうか。
せっかく語彙力・表現力もついてきたのだから。

ブログという形から初めて、それがまとまったら本にするでも良いだろうし、
今はKindleで気軽に自分の本を売れる時代となっている。
そうなると色々なチャンスも増えることは想像に難くないであろう。

また、何かしらのメディアに自分の考えをアウトプットすることは
自己学習にもつながることであり、良いこと尽くめだ。

他人と差をつけられる

上述したメリットを統合すると所謂、読書をすると頭が良くなる。
ある調査によると、読書速度と学業成績は殆ど比例するらしい。
一般的な読書スピードはたった600文字/分である。
ということは、少し頑張って4桁になれば他人との差をつけられるのである。
これは社会人であれば顕著ではないだろうか、よく言われるが
社会的地位が高い人は押しなべて読書家である。
他人と差がつくのだから収入も当然違ってくるのだ。
「普通な人」に誰が高い給料を払うだろうか。
そんな人の替えはいくらでもいるのである。

平成25年度の国語に関する世論調査の結果を見てみると、
なんと月に7冊以上の本を読んでいる人はたったの3.6%であり、
全く読まない割合は47.5%である。
月にたった7冊読めば偏差値的に68になるのである。
大学で言えばかなり良いところに入れるだろう。