集中力を鍛えるコツ

人間の脳波は次の4つに分類される。

1.α(アルファ)波
8-13ヘルツ。リラックス波とも呼ばれる、落ち着いた時に出る脳波。
この時、左脳と右脳が共に動きやすい状態。

2.β(ベータ)波
14-30ヘルツ。ストレス波とも呼ばれ、緊張時に出る脳波。
左脳優位の状態と言われている。

3.θ(シータ)波
4-7ヘルツ。α波よりさらにリラックスしている状態。うとうとした状態でもあり、まどろみ波とも呼ばれる。
この時、脳内ホルモンの分泌が盛んになっている。
右脳優位の状態と言われている。

4.δ(δ)波
0.5-3.5ヘルツ。ぐっすり眠っているときの脳波。

丹田呼吸法はα波を引き起こす鍵となり、α波により潜在脳力を目覚めさせ、集中力、記憶力、理解力を増進させる。

自律機能の中で呼吸だけは意志の力によりコントロールが可能である。
自律神経が活性化すると、心身が安定し雑念が消えて集中力が高まる。

1.眼を閉じ、丹田に意識を向ける。
2.丹田に息を注入するイメージで鼻から空気を5秒程かけて吸い、また鼻から10秒程かけて吐く。
吐くときには30%程身体に空気が残っている余裕ある程度にする。
3.上記を3~5分程度行う。

集中力とは決して、力んだり緊張した状態から生まれないものでありリラックス状態が必要である。

・呼吸をゆっくりすると、視床下部の副交感神経を刺激して、心臓血管中枢にも働きかけ心臓の鼓動をゆっくりさせ、
胃腸の働きを高め消化・吸収を促進させる。つまり、休息の命令が全身に伝わる。

また、セロトニン神経の細胞体は二酸化炭素で刺激されるということがわかっている。
細胞は酸素によって栄養素を燃焼して、結果二酸化炭素を生成し血液中の二酸化炭素含有量が増える。
縫線核の細胞が二酸化炭素で刺激されると、この刺激は辺縁系の扁桃、海馬、帯状回さらにそれを支配する前頭前野に送られる。
ここでセロトニン神経からのセロトニンが分泌される。
血中二酸化炭素量が増加すれば良いだけなら炭酸水を飲むことによりセロトニンが分泌されやすくなるのかは不明だが、
理論的にはセロトニンが増えるのではないかと考える。

ストレスホルモンの影響により前頭前野の機能低下が起こり、集中力、思考・判断、コミュニケーション能力の低下、うつ病等の症状が現れる。
セロトニンを増やすことにより、前頭前野の機能回復を図ることができる。
また、集中力、思考・判断力が増すので、速読が可能となる。

基礎代謝の低下は血流の低下であり、前頭葉も例外ではない。
よって、基礎代謝を上げることが前頭葉の機能改善に繋がる。

また、血糖値の極端な乱降下によりセロトニンやドーパミンのシステム機能が低下する。
従って、急激に糖類を多く摂取することは避けたほうがよろしい。