フィナステリドについて

2016年8月5日

フィナステリドの作用メカニズム

フィナステリドは、アメリカで1983年に合成され前立腺肥大の治療薬として1992年にFDA(食品医薬品局)に認可されている。
この薬剤は基本的にテストステロンとよく似た化学構造を持っていて、
5-αリダクターゼⅡ型をテストステロンと奪い合う形になる。
これによりテストステロンがDHTに変換されるのを抑制するのである。これにより男性型脱毛症の症状を改善するのである。

フィナステリドの効果

日本の臨床試験では、「やや改善」以上の効果は1日あたり1mgを48週間内服すると58%。3年間内服すると78%。
「やや改善」とは見た目に明らかに差異が確認できるレベルである。
また、内服開始から三カ月ほど経過すると抜け毛の減少などの効果を実感できることが多い。

フィナステリドの注意点

フィナステリドは20歳以上の男性のみが使用すべきと言われている。
女性には効果が確認されていない。

特に使用してはいけないのは妊婦、授乳中の場合である。
もし妊娠中の女性の赤ちゃんが男児であれば、このフィナステリドの影響により
男児の外性器に異常をきたしてしまう可能性がある。
授乳中の女性も母乳から男児に影響を与えてしまうことが考えられる。

また、性機能異常が副作用としてよく言われるが、
日本の臨床試験では性機能異常を訴えた人の割合がプラセボ群と統計学的に有意な差がなかった。
よって、性機能異常は一般的に否定的に捉えられている。

髭が薄くなる影響もあり、これは私自身が服用していて実際に体験している。
さらに肝機能の悪化で上昇するALT値と総コレステロール値がわずかに上がった例がある。

ちなみに、私はオオサカ堂さんから購入している。

余談だが、フィナステリドは世界反ドーピング機関が定める禁止薬物リストに登録されていた。
これは服用すると筋肉を増強させる薬物などを使用した痕跡を消す効果があるからである。