白髪の悩み

2016年8月8日

どうして白髪になるのか

漫画「あしたのジョー」の最終回、ジョーと死闘を演じたホセ・メンドーサは試合直後に白髪になっている。
私もこの漫画を読んでいて幼心に、恐ろしい恐怖を感じると白髪になるのか 等と記憶したものである。
また、マリー・アントワネットも処刑前日の夜に髪が真っ白になったと言い伝えられている。

こうした現象は実際には起こり得ないとされている。
髪の色はメラニン色素という物質によって決定される。
毛そのものはすでに角化して死んでいる細胞の塊なので精神的なショックなどでは変わりようがないのである。

白髪は言うまでもないが、加齢による変化である。
歳を重ねると、毛母細胞にあるメラニン色素を産出するメラノサイトが減少・消失する。

またストレスにより白髪になることもあるが、その場合ストレスの原因が解消されるに従って、黒髪に戻ることが多い。

白髪を抜くと増えるのか

ちなみに「白髪は抜くほど増える」と言われるが、これも俗説である。
白髪を抜いて、その毛髪以外のメラノサイトの産出に影響は全くない。
よって白髪を抜いても白髪が増えるということはなく俗説である。

また、白髪を無理に抜いてしまうと、毛根が傷つくので、次に生える毛髪にウェーブがかかったり毛髪自体が生えてこなくなる可能性がある。

白髪をなおす

現在のところ白髪を根本から治す薬などはなく、白髪の治療では毛母細胞のメラノサイトの働きを良くすることが最優先である。

近年、ビール酵母やサンショウエキスなどが白髪改善に効果的であるという研究結果がだされている。
メラノサイトの中にはメラニンをつくれという指令を出すが、白髪の場合はこの指令が出されなくなっている。
しかし、これらの成分により指令を出す働きを活性化させる働きがあるのである。

こちらは徐々に白髪を黒く染めていくシャンプーだが、サンショウエキスを配合している。

また、メラニン色素の合成に欠かせない銅や鉄分チロシンなどを積極的に取り入れることも重要である。
チロシンを多く含む食品はチーズや大豆がある。