代謝について学ぶ

2016年8月10日

代謝とは

外部から取り入れたエネルギーや栄養素を体内で利用・消費することを「代謝」という。
代謝には、「同化(身体を合成する代謝)」と「異化(エネルギーとして使われる代謝)」の二種類がある。

同化(身体を合成する代謝)

分子(栄養素)と分子が結合してより大きな分子をつくるプロセスである。
例えば、グルコースが沢山つながってグリコーゲンが生産される。
同化は小さな分子をつなぎ合わせて細胞の成分である遺伝子やタンパク質といった巨大分子を形成する。
この際に必要となるATPは食物として摂取した栄養素を分解する際に得られたATPで賄っている。
つまり、摂取した食物などを体内で分解して、そこから脳や内臓、血液、筋肉、皮膚などを作る作用のことである。

異化(エネルギーとして使われる代謝)

大きな分子(栄養素)が分解して小さな分子ができるプロセスである。
異化が起こるときに、大きな分子に蓄積されていたエネルギーがATPとして放出され、体内に蓄積される。
例えば、デンプンが分解されてグルコースができる。
ヒトは体内に蓄積されたATPを必要に応じて利用することで生きている。

つまり、同化作用とは反対に脳や筋肉など身体を動かしたり、体温を保ったりするためにエネルギーを利用することを言う。
これは、更に大きく以下の3つに分けられる。

・基礎代謝
・生活活動代謝
・DIT(食事誘導性体熱産生)

それぞれの代謝のエネルギー消費の比率は以下の通りである。

消費エネルギー = 基礎代謝(70%)+ 生活活動代謝(20%)+ DIT(10%)