髪は血余

東洋医学では髪の毛は「血余」と考えられてきた。
読んで字の如く、血の余り物とされてきたのだ。
全身に十二分に血が巡っていて、そのうちの余分な血が髪の毛になるということである。
ただここでは「血」は単なる血液ではなく栄養を十分に含んでいる血液のことである。

つまり、薄毛は主に以下が原因であると考える。

1.全身の血の巡りが悪くなる。
2.血に含まれる栄養がそもそも十分でない。
3.頭皮自体が弱っていて血を巡らせることが出来なくなっている。

現代の生活では、ストレスで血の巡りが悪くなったり、運動不足や過度のダイエット、
栄養バランスの悪いコンビニ弁当やファストフードなどを摂取する食生活などが、
「血余」の状態となることを妨げている。

薄毛の問題は、ホルモンが原因であることも考えられる。
しかし、ホルモン療法は少なからずリスクを負うものであるし、効果が出るまで時間がかかる。
従ってまずはこれらの普段の生活を見直して健康的なものにすることが第一ではないだろうか。

AGAはジヒドロテストステロンが発生し、それが髪に悪影響を与えているのが原因とされているが、
根本的な原因である、なぜジヒドロテストステロンが発生するかはあまりよくわかっていない。
私は不健康な生活がこのホルモンの発生に少なからず関与しているのではと考える。
なぜなら、本来はテストステロンで足りていたのに、それをより強力なホルモンのジヒドロテストステロンに変換する必要は
ストレスの増加や運動不足など、不健康な生活を長く送ってきた中年に起こっているからだ。